旅行記 : ニューヨーク(2004年10月9日~10月14日)

旅行記 : ニューヨーク(1日目)

今から6年前。29才の時。
それまで、海外に行きたいと思ったことは
一度たりともありませんでしたが、

何故かこの時
「海外に行ったほうがいい」
と思い立ちました。

今の視点から言うと、
「学生時代にヨーロッパと南米を一周くらいはしておくべきだった」
と非常に後悔しています。

ゆえに20代の若者・学生にあったら
「自由な時間が沢山あるときに、海外に言っておいたほうがいい!!!」
と決まって説教するようにしています(笑)。

さて初めての海外旅行を決意し、
最初にどこに行こうかと世界地図を見渡すと・・・。

やはり、今の世界の中心といったらアメリカでしょう。
その中でもニューヨークしかないでしょう。

ということでJALパックで申込。

今では、自分で航空券を買って、自分でホテルも予約してと
完全にフリーの旅行しかしませんが、

この時は、旅行といったら旅行会社に申し込む
という発想しかありませんでした。

パスポートを申請したり、
海外の電圧は日本のものとは違うので変電気を買ったり、
ガイドブック「地球の歩き方」を買ったり、
ヤンキースの試合のチケットを手配したり、
海外旅行に行くには
いろいろと事前準備があることを知りました。

2004/10/09(土)
出発日の朝
午前中に旅行会社から電話がかかってきました。
台風が関東を直撃するので、
17:45発予定の便が15:45発に繰り上げられるという。
それゆえ、早めに空港に来てくださいとのことでした。

日暮里まで行き、京成スカイライナーに乗る。

思い起こすこと、小学校2年の時。
同じクラスのE藤くんが夏休み明けに
「京成スカイライナーに乗って、サイパンに行ってきた」
と話していたのを思い出す。

当時は1ドル=360円の時代だから
単純に考えて今の3倍のお金がかかる。
今になって為替のマジックの凄さと共に
E藤くんの凄さを知る。

成田空港
空港に来ること自体が初めてで
JALパックの係の人に導かれるままに
航空チケットの手続きをする。

ドルとトラベラーズチェックへの両替を行った後、出国手続き。

機内にて、外は台風
15:45に搭乗手続きが開始される。しかし、なかなか出発しない。
他の乗客を待っているのだろう。

飛行機の中で待機

結局、機内で一時間半くらい待つことになる。
その間、雨足がドンドン強くなっていく。
「台風の影響により、欠航になる場合もございます。」
と機内放送で流れた。
「ニューヨークへの旅はスタート地点で終わりか。。。」
と諦めモードに入る。

強行離陸!?
欠航が相次ぐ中で、奇跡的にアメリカン航空だけが出国。
飛び立ってから一時間くらいは、
まるでジェット・コースターのようなフライトでした・・・!!!
ハリウッドのアクション映画さながらで、
「キァー」という悲鳴が響いてやまない機内でした。。。
いつ墜落するかと、額や手に汗。
座席の手すりにしがみついた。マジで洒落にならない。

後から振り返ると、台風の影響が一番激しい時に、離陸したみたいだ。

台風域を抜け出すと、あとは快適。
ニューヨークのガイドブックをひたすら熟読。
「番地の数え方」や「チップのマナー」、
「タクシーや地下鉄の利用の仕方」を予習。
約12時間の長いフライト。

日付変更線を通過
人生初の日付変更線通過。一日、得をした気分になる。

五大湖の上空
上空から五大湖を見下ろす。
当然のことだけれども、
知識があって物事を眺めるのと、
知識が無くて物事を眺めるのとでは、
頭に浮かんでくることが全く違ってくる。

中学校の期末試験で、
「スペリオル、ミシガン、ヒューロン、エリー、オンタリオの五大湖、近くにメサビ鉱山があって重工業地域になっている」
と、わけも分からず暗記しましたが、
実際に目にしてみると、「あぁ、これだったのか!!!」と感激!!!
知識は時として感動を呼び覚ます!

湖沿いに都市が連なり、土地がスペースコロニーのように碁盤目状に並んでいる。
何も無い平地を開拓していったアメリカの歴史を感じた。
平野に自然発生的に広がっている日本の都市とは全く違う。

ニューヨークの上空
ニューヨークの上空から見下ろして思ったのは、
「アメリカはベースボールの国だな」ということ。
至るところに野球場がある。
しかも全てが綺麗に刈られた芝生の球場。
こんな環境で小さいころから野球ができるとは本当に羨ましい。
日本の少年野球や少年サッカーの練習所といったら、学校の校庭が定番。
しかもやや砂利ぎみのグラウンド。

思うに、とりわけスポーツでは子どもの頃に培った感覚がとても大切で、
土からはじめるか芝生からはじめるかで、
その後のプレーに大きな影響を与える気がする。
土と芝生ではボールの転がり方が全く違う。
この違いは、野球でいうならば「野手のグラブさばき」に、
サッカーでいうならば「パスを出す時の"蹴る強さ"」に、
感覚の奥深いところで決定的な差を生み出してしまう。
土壇場に追い詰められたときに発揮する根幹的な感覚の差。
この差は大きい。

ニューヨークを見下ろした結果、こんなことを思い巡らせ、
「スポーツ施設に緑を!!!」
というスローガンで、
芝生の野球場と芝生のサッカー場を日本中に普及させたいと思うようになりました。
日本がメジャーリーグを凌駕する野球をするには、
日本がワールドカップで優勝するには、
「将来、日本代表となる子どもたちに芝生を与えればいい!!!」
まずはこれからですね。
それに芝生だと憩いの場所として人が集まりそう。

JFK空港に到着
「まもなく到着でございます。台風の影響で、皆様の「記憶」に残るフライトとなってしまい真に申し訳ありませんでした。」

JFK空港

と、機内放送が流れ、機内は笑いの渦が起きると同時に、
「機長さんよく飛んだ!!!」
と拍手喝さい!!!

入国手続き
テロの影響と大統領選挙が近いことからだろう。入国手続きが厳重だった。
図体の大きい警官がズラリ!!!
指紋と顔写真を取られるときに、
「Matsui(松井)を観に来たのかい?」と質問された。
「もちろん!!!」と答える。
ツインズとのワイルドカードの結果次第では、ヤンキースの試合を見ることができない。
「昨日の試合結果はどうでしたか?」と聞くと
「ヤンキースが勝ったよ」と教えてくれた。

入国手続きが終わり、さていよいよニューヨークの町に乗り込む!!!
まずはマンハッタンのホテルまで行かなくてはならない。
空港から約一時間かかるようだ。
電車にしようかバスにしようかとガイドブックで調べていたら、
今回のツアーには現地の添乗員がいたらしく、
出口のところで「大勢待さんですか?」と呼び止められ、捕獲された。
「自力で行くぞ」と決意を固めたばかりだったので、ちょっとガックリ。。。
他の旅行者とともにバスに乗せてもらい、マンハッタンへ向かう。

JFK空港のターミナルB

JFK空港からマンハッタンへ


「記憶に残るフライトでしたねー」とバス内で一緒になった人たちと話をする。
そんなこんなしていると、クイーンズボロ・ブリッジからマッハッタンの町が見えてきた
「ついに来たなー」と感極まるものがあった。

現地時間で18:00くらいにシェラトン・マンハッタン・ホテルへ到着。
テレビを付けたら「ヤンキース対ツインズ」の試合がやっていた。
8回表で1対5でヤンキースが負けている。
今日か明日には勝ってくれないと明々後日のチケットがチャラになってしまう。

ロックフェラー・センター
「8回表1対5、松井のフォアボール」を見たところでテレビを消し、
すぐ隣にあるロックフェラーセンタービルに行ってみることにした。

ロックフェラー・センターを見上る

ロックフェラー・センター前

センター前のスケート・リンク

ロックフェラー・センターの標識

ブロードウェイ
ロックフェラーセンタービルを後にして、ウロウロしていると、

マンマミーア

どこかテレビで見た光景が。
一週間前に「アイーダ」を鑑賞しようと思い立ち、
チケットの手配をしようとしたが、
今年の8月に閉幕していたことが判明。。。
直感的に観たいと思う作品が他になかったので、
今回はミュージカルorオペラはお預け。

写真は、「マンマミーア」の劇場。

レストラン
お腹が空いてきたので、レストランを探す。
散々迷った挙句イタリアンの店に入ることにした。
ピザとパスタと紅茶を注文する。
・・・
が、料理が出てくるや否や、味がイマイチ。
日本のカプリチョーザの方が圧倒的に美味い。
量だけって感じでした。。。
さすがに全て食べきれず、会計をすることに。
飛行機の中で予習をしたチップの出番。
伝票が、細長いブックカバーのようなケースに挟まれて、
テーブルの上に置かれる。

開けてみてみると、チップも込みで34ドル。
日本円に換算すると34×110=3740円。高い!!!
細かい紙幣がなかったので、10ドル3枚と5ドル1枚の35ドルを、
伝票と一緒にケースに挟む。
すると、店員がササッとやってきてケースを持っていった。

海外初の思い出の
レストラン

当然のごとく、1ドルのお釣りを期待していたが、返ってくる気配がない。
そんなはずはないだろう?
と思って店員の動向を横目でチラチラと確認していたが、
どうやらこれが、ニューヨークのレストランの掟(おきて)のようだ。
お釣りを諦めてレストランを後にする。
料理はあまり美味しくないし、お釣りは返ってこないし、
なんとなく損した気分になった。

タイムススクエア

タイムススクエアの通り

ホテルへの帰り道。
お茶が飲みたくなったので、ドラッグストアに寄ってみる。
しかし、どこにも見当たらない。そりゃそうだろうな。
とにかくサッパリした飲み物が飲みたかったので、
日本でもお馴染みのスポーツドリンク、
「ゲータレード」を買った。
・・・
部屋に帰って飲んでみるや否や
甘~~~い。甘すぎる!!!
日本の3倍は甘かった。

初日はこれでおしまい。明日に備えて眠る。

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